透明な世界のレジンアクセサリーに引き込まれる
大人の女性向けに身に着けて気分が上がるような、個性的なアクセサリーやインテリア小物を製作する作り手。透明な世界観のある作品が多い。公民館やイベントにてレジン講座やワークショップに力を入れている。
ANGUS
https://ameblo.jp/wishqueen/
[取扱先] 色とアートのアトリエfeel
地域のクラフトイベント
問合せは、インスタグラムあるいは、上記ブログから可
アンガス
取材日 INTERVIEW 2018.12.6 ※施設情報、入荷状況や価格は取材時のものです。
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ブローチ、ネックレス、ピアスなどのレジンアクセサリーや小物、雑貨の作り手
九戸村でレジンアクセサリーなどを中心に制作をされているANGUS(アンガス)さん。オブジェなどの立体作品からブローチ、ネックレス、イヤリングやピアスなどのアクセサリー、バッグチャームなどの小物や雑貨。様々な種類の作品を制作されており、近隣地域のクラフトイベントで販売されている。
![angus02 (1280x960).jpg](https://static.wixstatic.com/media/9c5a94_4a28f1ed3ebd4e00b8319df3d124820b~mv2.jpg/v1/fill/w_126,h_95,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/angus02%20(1280x960).jpg)
イベントで販売と一緒にワークショップを開催したり、公民館などで講座を行うことも多いANGUSさん。参加する年齢は幅広く、お子さんが多いイベントでは、ブースが1日中賑やかなことも。公民館で講座として行う時も、保育所の年長さんから80代と参加者の年齢は幅広い。
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作品のコンセプトは「大人の女性が身に着けて、ちょっと気分があがるようなもの」。取材時には、プリザーブドフラワーやリバティプリントの生地を使用したものに力を入れられていた。
![angus04 (1280x960).jpg](https://static.wixstatic.com/media/9c5a94_2559b1ba25854e3b8f308803bc3b8449~mv2.jpg/v1/fill/w_126,h_95,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/angus04%20(1280x960).jpg)
![angus05 (1280x960).jpg](https://static.wixstatic.com/media/9c5a94_4dfe5abaf923424c9a77dfb718582189~mv2.jpg/v1/fill/w_126,h_95,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/angus05%20(1280x960).jpg)
細かな飾りを組み合わせて、作り上げていくレジンの世界
取材日には、基本作業を少し教えていただいた。レジンアクセサリーや小物のワークショップは、この手順でやることが多いという。
最初に、用意していただいた土台の中から、好みの形を選ぶ。
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次に、細かな飾りを選ぶ。
材料集めが趣味だと言われるほど、たくさんの種類があって、選ぶのが楽しい。「やめようやめようと思ってるんですけどね。次から次へと新しい種類も出てくるんですよ」とANGUSさん。「私がワークショップに行くと、一緒にいっぱい材料もついてくるので。驚かれます」と冗談めかして話される。
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![angus08 (1280x960).jpg](https://static.wixstatic.com/media/9c5a94_56a4dfaf4ee44837b522a543ab7b1d99~mv2.jpg/v1/fill/w_126,h_95,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/angus08%20(1280x960).jpg)
![angus09 (1280x960).jpg](https://static.wixstatic.com/media/9c5a94_4f188c810ed54292b1bf21b0744b099e~mv2.jpg/v1/crop/x_0,y_0,w_1280,h_761/fill/w_126,h_75,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/angus09%20(1280x960).jpg)
選んだ飾りを配置したら、レジン液を流し込む。
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一度レジン液を流し込んだ後、もう少し、ボリュームがあってもいいかも、ということで、立体的な飾りを足して、専用の機械で液を固める。
作品を制作する際は、この工程を何度か繰り返すという。「奥行を重視しているからですかね」。ラメを少し入れるにしても、最初に布に直接塗り、また重ねてラメを入れる。「何層にも重ねて、奥行きを出すことによって、何回見ても発見があるように。小さいものでも、そういうふうにしたい」。手に取るたびに、見え方が変わり、一つの世界を。「そういう発見があると楽しい」。
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![angus12 (1280x960).jpg](https://static.wixstatic.com/media/9c5a94_aed699a19ed64260a1e83d8afbf1c929~mv2.jpg/v1/fill/w_126,h_95,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/angus12%20(1280x960).jpg)
できあがり。
ワークショップや講座では、ANGUSさんも驚くような作品ができることもある。「楽しいです、講座は。すごいの作っちゃって、私を超えてる。それ私にも教えて、って。そういう楽しさがあるんです」。参加者の方が、事前に調べて、材料を自分で準備してくることもある。
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レジンという素材が広まり始めた頃に受けたワークショップから始まった
ANGUSさんがレジン制作を始めたのは、約7年前。もともと、大学では家政科を卒業し、ものづくりが好きで、編み物やパッチワークなどをされていた。それが偶然、参加したレジンのワークショップに参加したのが始まりだった。
今は、見かけることも多いレジン作品だが、当時は、まだ広がり始めたばかり。「見たこともないから衝撃ですよね。きれい。すごい、何これ、と思って。かたまっちゃうんですよ、液が。びっくりしない?」と笑って、その頃のことを話す。ただ、当時はまだ、材料も今ほど、手頃に入るものではなく、最初は自分には無理だと思ったそう。「でも、だんだん調べて、材料をちょっとずつ集めて」。
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自分用に作っていたものを、次第にクラフトイベントにも参加するように。本格的に制作したいと、東京まで習いに行ったこともある。「他にないって言われるのが、最上級の誉め言葉。最初にイベントに出したときも、レジンって何ぞや、っていろんな人が見てくれた」。
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ワークショップや講座は、自分自身も勉強の場で楽しい
ワークショップを始めたのは、知人から声をかけられて、九戸村の公民館で講座として教えることになったことから。70代、80代の方も参加されたそうだ。「でもやっぱり九戸村の方は手馴れているので、ちょっと教えるとできちゃうんですよ。だから私もそこそこ、教えることができた気になっちゃって」。
「てんどがいい(手先が器用な)」という言葉が残るように、九戸村や二戸地域では、生活に必要なものは自分で作る方が今も多い。手先が器用な人も多く、ものづくりに興味のある方も多い。
![angus18 (1280x960).jpg](https://static.wixstatic.com/media/9c5a94_0efe64e6edb64b8f92f83fb6ee2bdcb2~mv2.jpg/v1/fill/w_126,h_95,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/angus18%20(1280x960).jpg)
それから、イベントや他の地域でも開催するように。
「失敗することもあるけれど、ちゃんと綺麗に仕上がらないと面白くないですよね」。ちゃんと満足して帰ってほしい。難しさもあるが、「教えていて楽しい」という。「新しい発見がある。自分が勉強させられる感じ。え~、こんなの作るんだ、とか」。疲れても、基本的に終わった後は、気持ちはすかっとしている。「参加者の方が、にこにこして帰るじゃないですか。またやりたい、って言われると本当に嬉しい」。
![angus19 (1280x961).jpg](https://static.wixstatic.com/media/9c5a94_796a4f85745746629399cd0930846953~mv2.jpg/v1/fill/w_126,h_95,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/angus19%20(1280x961).jpg)
大人の女性が身に着けて、ちょっと気分があがるもの、がコンセプト
自身の作品のデザインは、日々試行錯誤。基本は、「自分が好きなもの」と「大人が身に着けるような作品を作りたい」という想いから生まれる。「自分のセンスに自信とかは全くないんですけど、でも、作っていて楽しい。あ、これできた!見て見て、って」と笑う。なかなか思い通りに、そしていつも通りに作品ができることはないという。
![angus20 (1280x960).jpg](https://static.wixstatic.com/media/9c5a94_05da98ad71cc426aa67b14997c8d7799~mv2.jpg/v1/fill/w_126,h_95,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/angus20%20(1280x960).jpg)
![angus21 (1280x960).jpg](https://static.wixstatic.com/media/9c5a94_8966eb77c0ac4adc99d6b200778b1c01~mv2.jpg/v1/fill/w_126,h_95,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/angus21%20(1280x960).jpg)
学ぶことは尽きない中で、今後についてお伺いをすると、レジンアクセサリーや小物の制作も続けるが、七宝焼きを習っているところだという。七宝焼きを選んだのは、「一生使い続けられるものを作りたい」から。
「まだまだ道半ば。生まれたてです」と首を振るANGUSさんだが、「面白いです、本当に楽しい」と笑みがこぼれる。まだ基礎を習っている最中で、自分のオリジナル作品を制作するのは、これから。
「もうこの難しさは半端じゃない。色もたくさんあって、焼くと全く違う色になる」。けれど、シンプルな作品から、まるで絵画のような作品まで、様々なものがあるのだそう。お話は尽きず、本当に楽しそうだ。
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近隣のクラフトイベントでANGUSさんを見かけられたら、作品は、もちろん、ワークショップもぜひ。講座やワークショップの依頼も受付けていらっしゃるとのこと。
レジンアクセサリーの魅力はもちろん、ものづくりをする楽しさをきっと味わえるはず。
![angus22 (1280x961).jpg](https://static.wixstatic.com/media/9c5a94_7e88f4dc44cd40fdb64c86ce0de81137~mv2.jpg/v1/fill/w_126,h_95,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/angus22%20(1280x961).jpg)
取材日 INTERVIEW 2018.12.6 ※施設情報、入荷状況や価格は取材時のものです。