地域のお母さんたちの手作り品や木工品
裂織のバッグや布小物、編み小物など農家のお母さんたちの手作り品が並ぶ一戸町の産直。DIYに使えそうな木工品も。高原野菜の有名な産地でトウモロコシや葉物野菜など新鮮野菜が豊富。パン販売もあり、限定のサンドイッチが人気。
産直 奥中山高原
一戸町中山字大塚247-4 0195-35-3335
9:00-17:00冬期変更あり（年末年始休み）
オクナカヤマコウゲン
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取材日 INTERVIEW 2018.11.1 ※施設情報、入荷状況や価格は取材時のものです。
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広大な高原野菜の産地にある産直の、手仕事
トウモロコシやレタスなど高原野菜や酪農で有名な、一戸町・奥中山高原の産直。
建物の規模は決して大きくないけれど、反するように出荷農家さんは、どこまでも続くレタス畑を経営するような大規模農家が多い。建物の規模に惑わされるべからず。ここの強みは、とにかく新鮮、豊富、お手頃価格、の高原野菜が並ぶこと。
出荷農家の規模は、もちろん大小様々だが、まわりは、夏場の冷涼な気候や朝晩の寒暖差などを利用し、広大な敷地に栽培される野菜の一大産地だ。
だから、この産直に置いてあるのは、夏場は、目が回るほど忙しい農家さんが、季節を終え、出荷量の減る冬の楽しみに作る雑貨や小物だ。
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バッグや木工、編み物。お客さんと話も弾む。
実は、取材のお願いに伺ったとき、「数や種類が多くないから、掲載してもらって、お客さんが来てがっかりしないかな」と産直の方は、ちょっと不安げだった。けれど、バッグや小物もあるし、話を聞いていると、「こういものも棚に置ければいいな」「バッグ置くと、けっこう興味持つ人多いよね」なども出てくる。
一番、興味を持たれるのは、バッグ。
仕入れた裂織の布や、ちょっと変わった柄の布などで、作られている。作り手のお母さんが店内にいるときは、興味を持ったお客さんと「どうやって作ってるの？」「何を使っているの？」話が弾むらしい。時には、お客さんに作り方を教えることもあるらしい。
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隣にあるのは、ちょっと珍しいの「エンジュ」という種類の木の板。縁起のよい木とされ、木目の美しさや硬くて丈夫、割れにくく、耐久性がある。コースターや文字をいれたり、DIYに使うのも楽しい。
椅子などの、木工品も。
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カラフルなのは、手編みの作品。偶然、取材中に、作り手の農家さんが、野菜の納品にいらっしゃった。夏場は大規模な葉物野菜の栽培で忙しいそうだが、とにかく縫ったり編んだり手づくりのものがお好きなそう。もともとはパッチワークも得意だそうだ。人から学ぶのも熱心で、「手づくりとか面白いイベントあれば、教えてくださいね！」と元気よく帰っていかれた。
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アスパラ、レタス、トウモロコシetc.野菜の一大産地
野菜の目玉は、春先のアスパラ、5月後半からのレタス、そして8月のトウモロコシ。特にトウモロコシは、遠方の親戚や友人にと送られることもあり、「美味しいから」と固定のリピーターも多い。どの野菜も、鮮度の良さと野菜の甘みが違うと評判だ。
取材日に、お勧めされていたのは、紫色の野菜たち。取材対応してくださったスタッフさんも、扱っている商品や地域の野菜のことを知り尽くしていて、快活にいろんなことを教えてくれる。
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近くにスキー場や温泉があるように、冬場は雪深い土地。けれど、冬場でも野菜はちゃんと並ぶ。農家さんが保管されていたものを途切れないように、管理しながら出してくれている。
盛岡や八幡平など遠方からお客さんが来ることも多い。
産直限定の、大人気サンドイッチは、クリームサンドにチーズに
地元では、産直奥中山高原、というと野菜もだが、「限定サンドイッチ」を思い浮かべる人も多い。「カナン牧場」さんが作っているもので、この日はチーズとクリームサンドの味。産直奥中山高原限定で、このサンドイッチを求めて、わざわざ足を運ぶ人もいる。ふかふかのパンと甘さを控えたクリームが美味しい。人気の味は、早々に売り切れることも多いらしい。食パンも豊富で、取材をした時期にはシュトーレンも人気だそうだ。
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冬はスキーや温泉で賑わい。グリーンシーズンは、ドライブでも景色がよくて、本当に気持ちのいい地域。ドライブがてら、産直巡りをしているようなお客さんも来るという。
「いろんな方に来てほしい。地元の人も観光客の人も」。
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取材日 INTERVIEW 2018.11.1 ※施設情報、入荷状況や価格は取材時のものです。