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多品種の野菜やフルーツと一緒に、手仕事の品を買う

鳥越の竹細工やハンドメイド雑貨が、多品種の野菜やりんご等のフルーツと一緒に並ぶ産直。午前中で売り切れる、名物の串餅や菓子・惣菜、加工品も種類豊富。珍しい種類の野菜が並ぶことも多く、元気で人の絶えない人気店。


サラダボウル・こずや
一戸町小鳥谷字道地43-1    0195-34-2040
9:00-18:00(登記変更あり/年末年始休み)

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取材日 INTERVIEW 2018.11.1(写真は別日撮影あり) ※施設情報、入荷状況や価格は取材時のものです

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地域の工芸品「鳥越の竹細工」やハンドメイド雑貨も、人気の産直

一戸町にある「サラダボウル・こずや」は、車で立ち寄りやすい国道沿いにあり、野菜や総菜が豊富な人気の産直。奥のコーナーにある手仕事のコーナーでは、一戸町鳥越地区の竹細工が人気だ。「スズタケ」という笹の一種で編んだ竹細工は、全国的に人気の工芸品。取材日に並んでいたのは、手提げかごと背負いかご。竹細工は、地域全体でも製品の数が多くはないので、お気に入りがここで出会えればラッキー。一期一会。

「気がつくと、売れていくんだよね」というスタッフさんの言葉通り、取材日の少し前に、棚に並んでいた竹細工が売れてしまい、慌てて、品物を揃えて下さったらしい。

しなやかで丈夫、夏には涼やかで、冬に温もりがあるように見える。

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その他にも、地域の方が作った雑貨が並ぶ。「くづぼし」さんの雑貨も人気。「ウッドバーニング」という手法で、木製のカトラリーや皿、櫛などにイラストを焼きつけて描いている。可愛いイラストで、ちょっとしたプレゼント等にも使える。「くづぼし」さんの雑貨は、他のもお洒落。

他の作り手さんの、カラフルな作品も並ぶ。

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少量多品種で、ちょっと珍しい野菜や探していたものに出会えるのが人気の秘密

老若男女問わず、お客さんがやってくる。じーっと陳列棚を見逃さないように見ていく、お客さんが多い。「あ!探していたのがここにあった!」と言われることも。とにかく少量多品種の品揃えが、魅力であり、加えて「さくらんぼ、葡萄、林檎」の三大フルーツがあることが、サラダボウル・こずやの大きな強み。また、同じピーマンでも、品種が様々だったり、他には置いていない珍しい野菜があったり。見ているだけでも楽しい。ちなみに取材日にあったのは、「かやの実」。今年はよく売れているらしい。

聞けば、登録農家数は50人ほど。他と比べれば、決して多い数ではないのに、この品種と量はびっくり。

「わくわく感があって、来てみて発見があることが大事」という。

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取材時期の秋~冬は林檎。フルーツは、贈答用も多い。

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午前中に売切れていく、もっちもちの串餅

「サラダボウル・こずや」と言えば、「串餅」。一戸町を含むこの地域で、昔ながらのおやつと言えば串餅で、地域やお店によって味噌やクルミなどたれの味も違うし、ほくほくだったり、もちもちしてたり、食感も違う。

この産直にも、いくつかの種類の串餅があるが、特に人気の串餅があって、とにかくもっちもち。次の日になっても、もっちもち。あまじょっぱくて、いくらでも食べられる、気がする。

作っている地域のお母さんは、とにかく研究熱心。最初に出していた頃から、どんどん進化していて、「えごま」が人気と知れば、早速、味に取り入れたそうだ。今では、午前中に売り切れることも多い。

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​別日は、早々に売り切れ…。

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他にも人気の加工品は多い。おっきな三角あげ。に、おっきな豆腐。

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自家製の野菜を使って仕上げたカラフルなピクルス。ネーミングにもこだわりが感じられる。色合いがお洒落なので、いくつか買っていきたくなる。

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お菓子の種類も多い。取材日に、ちょうど発売になったのは、産直オリジナルの「ほうれんとう」。ほうれん草を練りこんだ、かりんとうで、パリパリパリと軽くて美味しい。試行錯誤された商品だ。甘いものは、他にもイロイロ。

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「お客さんの声はどんどん取りたいから、話しかけて欲しいなと思って」

サラダボウル・こずやの客数は、休日と平日の差が大きいが、平均すると1日約200人。切り花も多く、彼岸など季節の行事や冬のりんご祭り等のイベントは、大いに賑わう。スタッフさんは、日々、目が回るほど忙しいはずだが、「できるだけ希望には沿いたいので、お客さんとコミュニケーションを取るようにしている」という。例えば、野菜が大袋で販売されていて、量が多すぎれば、小袋に分けることもできる。今はなくても、翌週には出てくる野菜もある。逆に、お客さんの方が、野菜の食べ方や料理は、よく知っていることも多い。スタッフさんが教えてもらうことも多い。お店を活気づけていくこと、地域を元気にしていくことに、とても前向きだ。八戸や十和田など青森方面のお客さんも多い。

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産直の横には、ソフトクリーム屋さんと、お蕎麦屋さん。

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「運転に疲れたら、うーんって身体伸ばしに入ってきてもらうだけでもいいんだよ」。ここに来れば、地域のいろんな情報提供ができるようにしたい。誰でも、気軽に立ち寄ってほしい。

そういうスタッフさんの想いや考えが、商品を揃える農家さんの意気込みが、サラダボウル・こずやにお客さんを呼び込んでいる。

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取材日 INTERVIEW 2018.11.1(写真は別日撮影あり) ※施設情報、入荷状況や価格は取材時のものです

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