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自分だけのハンドメイド雑貨を見つける

地域のハンドメイド作家の作品を委託販売する店舗。アクセサリーから布・編み小物・洋裁まで一点ものの作品が並ぶ。古着販売もあり、訪れる季節ごとに変化する店内が楽しい。
オーダーメイド要相談
古着とハンドメイド雑貨のお店 SQUARE スクエア 
二戸市福岡字八幡下34-2
0195-43-3424
9:00-18:00 (土日祝休み、第一土曜は営業)
https://ninohesquare.base.shop/
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取材日 INTERVIEW 2018.11.14 ※施設情報、入荷状況や価格は取材時のものです

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こだわり古着とカラフルで賑やかなハンドメイド雑貨が並ぶお店

二戸市にあるSQUARE(スクエア)さんは、古着と地域のハンドメイド作家さんの作品を販売しているお店。店内は、古着スペースとハンドメイド雑貨のスペースが、約半分ずつ。ハンドメイド雑貨の委託販売と聞いて予想するよりもずっと店内は賑やかで、まるで、お洒落な雑貨屋さんだ。取材を受けて下さった店長の舘向(たてむかい)さんも、「お客さんにも、(ハンドメイド作品じゃなくて)既製品ですか?って聞かれたことありますよ」と笑う。

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お店は、駅からも、ちょっと足をのばせば、歩いて行ける距離。昔ながらの商店など、小規模のお店が並ぶ通りなので、見過ごさないようにお気をつけて。駐車場は、お店の前に1台分と裏手に2台程。

お店入って、まず右手にあるのが、ギャラリースペース。毎月、テーマが変わり、取材時はちょうど、ブローチが特集。何人かの作家さんの作品を集められていて、季節感のある作品が多い。「来月は何やるの?って楽しみにしてくれるお客さんもいます」。

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その奥に、ハンドメイド雑貨コーナー。二戸地域や近隣のハンドメイド作家さんの作品が並ぶ。アクセサリー、布小物、バッグ、帽子、インテリア小物など種類は多岐に渡る。取材時は、そろそろ冬物の時期。委託販売の店舗ながら、SQUAREさんの店内は季節ごとに作品がこまめに変わる。夏には涼しげな雑貨やアクセサリー、冬は暖かいニットやウォーマー類などはもちろん、夏休みにはお祭り用のグッズ、ハロウィンには、こうもりやかぼちゃのグッズ等。その年によっても異なるが、行くたびに変化がある。

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クラフトマップに掲載した作家さんの作品も。

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店長さんも作り手の一人、オーダーメイド可能な作家さんも

店長の舘向さんも作り手のお1人だ。和柄の布を使った作品が主で、アクセサリーからリメイクした服まで種類は幅広い。「やってみたいな、と思ったのは、すぐやってみたくなるというか。できなくても、まずやってみようと思ってやってみたり」と舘向さんは笑って話す。素敵な作品ばかり。

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中には、オーダーメイドを受け付けている作家さんもいらっしゃる。作家さんの作品を見て、もし、こういうのが欲しいな、や、いくつかまとめて購入したい場合は、まずお店にご相談を。

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定期的に、店舗外でのイベントも開催。地域のお祭りなどへの出店も積極的にされている。

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お店の左手は、古着コーナー。通販サイトとは、商品が分かれているそうで、基本的に店舗に並ぶものは、店舗でのみ購入可能。ブランドも絞り、こだわりをもって買い取られた商品ばかりだ。通販のお客さんは、遠く関東や西日本が多いという。

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古着の買取や販売から始まり、増えてきたハンドメイド雑貨のスペース

舘向さんは、もともと、ものづくりが好きで、作ったものをフリーマーケットなどで販売していたが、2011年頃、仕事にしてみようと思いたち、今の職へ。当初は、古着をメインとした通販だけの事業だったが、買取りだけは直接、事業所で行っていた。販売はしないの?という問合せが多く、やがて実店舗をオープンした。

 

ハンドメイド雑貨の委託販売を始めたのは、その頃から。服以外にも何か、と考えていたところ、知人から作り手さんを紹介され、とんとん拍子に話が進んだ。最初の頃は店舗の中では三分の一程のスペースだったという。
それが口コミや人づて、SNSで広がり、作り手さんもお客さんも増え、スペースが広がった。今では、40名を超える様々な作り手さんがいらっしゃる。

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お店そのものの雰囲気や選べる楽しさをお客さんが楽しんでくれる

お客さんも様々な方がいらっしゃる。


最近、増えているのは、贈り物に購入されていくお客さん。ラッピング用の包装はしていなかったが、今は簡易ラッピングを用意するほどになった。お孫さんに、と購入される方もいる。「選べることがいいんじゃないですかね。悩むところも楽しいかなと思います」と舘向さんは話す。駅からも遠くはないため、歩きながら、偶然見かけた方や遠方からのお客さんが入ってくることもある。

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放課後や長期休みには、学生さんがやってくることも多い。駄菓子屋さんや、雑貨屋さんなど子どもが遊べるお店も地域の中には多くない。「こういうものに囲まれる雰囲気が楽しいんだと思うんです」。

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オーダーメイドも増えてきたという。お出かけや少しフォーマルな場へ行く際に、自分の持っている服に合わせて、アクセサリーなどをオーダーされる方も多い。自分の服に合うものを、と考えると、遠方に出かけても見つかるとは限らないという。「だったら、ここで見て、触って、オーダーしたほうがいい、っていう方もいますね」。舘向さんがお店を続ける中でも、「お客様が探していたもの、思っていたものが、あった!ってなった時は、よかったな、って思います」。

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お店の今後について伺うと、「町おこし」というキーワードが出てきた。ハンドメイドを通して、地域が元気になって欲しいという舘向さんの想いだ。「イベントでも体験コーナーとかをもっと多くして、ハンドメイドをより身近に感じてもらえればなって思います。何をするにしても、自分で作るってすごくいいことなので。できたときの楽しみって、やっぱり買ってきたものとは違うよねって」。古着の買取も、ハンドメイド雑貨の販売も地域No.1も目指す、と力強く答えて下さった。

 

店内の作品の入れ替わりも多いため、あ、と思ったら一期一会だ。ハンドメイドのため、同じ型・同じデザイン・模様で作られているものは、ほぼない。

色とりどりの店内に、見に行くだけでも心が踊る。一期一会の出会いを、是非。

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取材日 INTERVIEW 2018.11.14 ※施設情報、入荷状況や価格は取材時のものです

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